作り方
1 スタイロフォームを発泡スチロール用ボンドで接着し、一晩寝かせる
2 型紙をあて、巨大スタイロカッター(伝熱線)で切り出す
3 細部を整え全体に丸みを出していく
4 さらに丸みを出すためサンダーで凸凹を整える
5 座り心地の良い形になったらみじん切りの下絵をかき、巨大スタイロカッター(伝熱線)でスライス状に切る
6 5で切ったものをみじん切りに
7 6をガムテープで繋ぎ、もとに戻す
8 グラスウールを300×300mmほどの大きさに切る
9 JESMONITEのベースとリキッドを混ぜ、ガムテープの上に塗っていく。
ベースとリキッドは混ぜると硬化が始まるので、紙コップでこまめに分けて塗る
10 9で塗った部分にグラスウールを乗せ、さらにJESMONITEを塗り重ねていく
11 35kg分塗り、十分な厚みがついたらサンダーで凸凹を落とす
12 凸凹がなくなってきたら6でブロック状にしたスタイロをパン切り包丁で掘り出す。ようやくシェルができた興奮のあまり、勢い余って指を切断しやすいので注意
13 JESMONITEのシェル内側にタッカー打ちできるよう、木片を取り付ける
14 内側の凸凹をサンダーで整える
15 ウレタンフォームを仮置きしてから切り出す。お尻のあたりは柔らかいウレタンにすると、完成した時の座り心地が大変よくなる
16 座り心地を確かめながら調整。たまにお昼寝休憩しても良い。
17 枕部分の形を決める。枕の中に含める綿、羽毛の調節はお好みに
18 ウレタンの高さを整えつつ、ボンドG17で接着
19 底面部保護のため、ライオンボードで補強。ライオンボードをヒートガンで伸ばしつつ、シェルに沿わせる
20 凸凹が目立つ場合はもう一度サンダーをかける。板にパステルを擦り付け、その板でシェルを撫でると凹凸が目立ってやりやすい
21 再びサンダーをかける。この時に飛び散る粉末はグラスファイバーを含むため、シャルの内側に入らないようビニールで覆う
22 19 で用意していたライオンボードを接着
23 外側のウレタンをタッカーで固定
24 外側に使用する布(ウルトラスエード)のための型紙を当て布で製作
25 型紙をウルトラスエードにあて裁断
26 25をミシンで縫い繋げる
27 ぴったりのサイズになるまで微調整、着脱を繰り返す。たまごろのシルエットになる重要な部分なので、5~6回の着脱は覚悟して挑む
28 枕のふんわり具合を増すため、ウレタンを接着
29 外側の布をウレタンに接着
30 タグデータを製作し、UVプリンターで出力
31 30のタグを挟み込みながら黄身・白身を縫い付ける
32 コロコロでほこりをとったら完成
材料/1人分
製作時間:1ヶ月
JESMONITE A100 35kg ______ 1セット
ウルトラスエード
ER/3150 Egg Yellow ________ 4m
HP 3910 Tapioca __________ 4m
四軸ガラス繊維1250×400mm _____ 3枚
チップウレタン M8000
1000×600×10mm厚 ________ 1枚
1000×600×30mm厚 ________ 1枚
1000×1000×20mm厚 _______ 2枚
1000×1000×30mm厚 _______ 2枚
ウレタンフォーム 35R
1000×600×10mm厚 ________ 1枚
1000×600×20mm厚 ________ 1枚
1000×1000×30mm厚 ________ 1枚
1000×2000×10mm厚 _______ 2枚
スタイロフォーム 910×1820×100mm __ 3枚
ダンベル 1.25kg ___________ 5個
発泡スチロール用ボンド100ml ______ 2本
ボンド G17 ______________ 2本
木片 25×50mm _______ おおよそ40個
ボール紙 A1 _____________ 2枚
布ガムテープ _________ おおよそ8個
マッキーペン _____________ 2本
タコ糸 _______________ 1巻き
ミシン糸 ______________ 2巻き
手縫い糸 ______________ 1巻き
綿 _________________ 300g
羽毛 _______________ 枕1つ分
パステル ______________ 1本
ライオンボード A1 __________ 1枚
無地試し布 ______________ 10m
タッカー _______________ 適当
